インドネシア・カリマンタン島 香司研修旅行②
〈3日目〉
夜中の雷雨がすっかり抜けて快晴!赤道直下の島がお天気に恵まれて、陽射しが強い(^^)
この日は、伝統市場の見学からスタート。この日は日曜日ということもあり活気が凄い!子供達のお手伝いさんも多かったです。
魚や野菜だけでなく、衣類などの生活用品が所狭しと並べられていました。
次はワニの養殖、保護施設へ。
大きなワニが人を食べるようになったためと、カリマンタン島のワニ革が高級品なので乱獲からの保護も兼ねているそう。
エルメスを見たらカリマンタンを思い出してね~とガイドさんでした。
ワニの餌やりも体験できたのですが、餌として飼われいる鶏をワイルドに1匹投げ込むという。一瞬で丸呑みでした…。動画のアップはやめておきます(^_^;
こちらではゾウも飼われていましたよ。
移動して、BOS(ボルネオ オランウータン サバイバル)財団が管理するサンボジャロッジへ。
ランチ中に雷が遠くからどんどん近づき、スコールです。暑さが落ち着き、気持ちの良いくらいの大雨。しばし休憩です。
小雨になったので、すぐ近くのマレーグマ保護センターへ。
絶滅危惧種とされている世界最小の熊、マレーグマ。 マレーグマの胸元には三日月のようなかわいい模様があり、犬のような大きさのとてもかわいらしいクマでした。認可の下りていない動物園や、ペットとして飼われていたクマを保護して自然に戻す活動をされていますが、自分で餌を取れなくなった個体などは生涯ここでお世話するそうです。野生のサルが餌をねらって集まっていましたよ。
そこから近くにあるオランウータンアイランドへ。
オランウータン:現生種はボルネオ(カリマンタン島)とスマトラ島の一部にのみ生息。orang(人) hutan(森) = 森の人という意味。
オランウータンの遺伝子 (DNA)の 96% はヒトと一致し,チンパンジー・ ゴリラ・ヒトと共に「ヒト科」に分類されている。
最も絶滅に近いとされる「近絶滅(絶滅寸前)」
ここでは野生に近い状態で保護されていて、野生に戻るためのリハビリを行う施設や、数十頭のオランウータンが生活をする水路に囲まれた人口島がありました。オランウータンは泳げないので、水路によって島から出ないんだそう。天然のケージなんですね。
人口島に暮らすオランウータンたちは密売や、サーカスなどで暴力を受けていた経験があり、野生に戻ることが難しいそう。
施設のガイドさんによる詳しい話を聞くことができて、マレーグマと共にただオランウータンに会って感動するだけじゃない、いろいろ考えさせられる施設でした。
続いて、テングザルを探すリバークルーズへ。
海に近づくと漁師さんの水上家屋がたくさん。ここの方々は船も車も所有されていて裕福な部類に入るそう。便宜上、川の上で生活されているようです。
テングザルには会えませんでしたが、雨も上がって気持ち良い空気でした。
市内に戻って夕食です🍺