新年のご挨拶

明けましておめでとうございます
皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
たくさんの方々と出逢い、ご縁をいただき、支えられました。心より感謝申しあげます。

毎年行う初詣。皆さまはその意味を考えたことはございますか。
氏神様のおられる近所の神社にお参りするのが基本ですが、その起源には、古くからの日本の伝統「恵方詣り」があるそうです。自宅から見て、その年の福徳を司る神様の歳徳神がいらっしゃる恵方(縁起の良い方角)にある神社や寺院を参拝するという日本古来の伝統的な風習です。

しかし明治以降、鉄道会社が「自社路線沿いの神社を毎年訪れてほしい」というマーケティングを行った結果、大正時代に「初詣」という形が広まり現在のスタイルになったそうで、ウィキペディアにも載っています。

恵方はその年の干支によって定められ、毎年変わります。
2025年の干支は「乙巳(きのとみ)」なので、恵方は「西南西やや西」、方位角でいうと255度の方向です。
恵方詣りをする場合、自宅から半径750m以上離れた恵方の延長線上にある神社仏閣にお参りをすると縁起がよく、開運につながるそうです。
自宅を中心に地図とコンパスを使って探してみるのも楽しいですね。Googleマップでも確認できるようですし、色々なサイトもあるようです。

香房からの恵方上には神仏習合の寺院、盤龍山信行院が。境内には、いつもお線香用にお水をいただいている「龍神の水」が湧き出ているのです。
これは嬉しい一年となりそう✨ということで、雪道を走らせて元日から詣でてまいりました。冬期に水汲みに行かれる方は、4WDのお車の方が安心かも…です。降雪後に除雪が入っていないと厳しい区間もあるので、天気予報を確認されながらどうぞ。


今日は平安時代からお祝いには欠かせない【黒方】という練香を薫き、本年のスタートといたしました。
本年もたくさんの方との出逢いとご縁を楽しみに、いただいているお仕事を誠心誠意納め、本来のお香をお繋ぎするべく精進して参ります。

本年もお引き立てのほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。