曹洞宗中央寺様に香習会をご用命いただきました

札幌は午前中、雨が降ったり止んだりでしたが午後からは快晴となり、中央寺様へ伺って参りました。
曹洞宗大本山永平寺御直末の中央寺様。専門僧堂、専門尼僧堂が、仏道修行の実践の場として設置されています。(道内では2カ寺のみだそうです)
今日は、僧侶の方々と雲水(修行僧)さん達へお線香作りをお伝えさせていただきました。
ご用命いただきありがとうございます。
日本でのお香の歴史の流れでは、皆さまメモを取って下さったり、相槌を打って下さりながらお聞き下さいました。
実際に香りに触れると次々と香原料の知識が溢れ出て、さすがだなぁと驚きでした。
いざ調合。スッキリと龍脳をいかされたり、甘く優しい香りにまとめられたりと丁寧に香りを重ね、創り上げられていました。
最後は成形です。微妙な水分量を調整されながら練り上げて、押し出していきますが普段されない作業なので苦闘されつつ楽しそうでした。コツを掴むとサクサク作業された方もいらっしゃいました。
札幌の空気はカラッとしてきたので乾燥が早いかと思います。ご自分だけの幽玄な香り、どうぞお楽しみになさってください。
終わったあと、「勉強になったね。」「楽しかったね。」と何より嬉しいお声をいただきましてホッといたしました。
和やかな教室となり、私も嬉しく楽しいお時間をいただきました。ありがとうございます。
道元禅師も正法眼蔵にお香についてお言葉を残されているようですので、いつか紐解いて勉強してみたいと思いました。
中央寺様へお繋ぎいただいた亨龍ご住職、ありがとうございます(^^)




