薫物屋香楽「香司 北海道香習会」

皆さま、連日の大雪や交通の混乱等で1月後半からのお疲れが出てませんか?今日は立春。まだまだ寒いですが季節は進んでいきますね。
2月1日~3日に雪深い北の大地に師匠降臨でした✨
初日は薫物屋香楽認定香司の北海道会“一華の会”にて研鑽会を開催いたしました。
お香業界の最新情報、香料事情についてのお話から、
練香における調合の考え方、蜜の選び方、梅肉調合の考え方等々、プロならではの深いお話に皆さまメモの手が止まりませんでした✨
実際の調合も、皆さま師匠のOKが出る良い香りに。
特別な学びの機会を存分に楽しんでいただきました。




2日目の朝は30センチの積雪(^_^;)
香房の除雪は家族にお願いし、師匠をお迎えに早めにホテルへ。渋滞を避けて移動出来て、すんなり香房入りでした。ホッ。
午前中は香司養成講座を授業いただきました。現在受講中の方々と聴講のお香司さまで、練香の基本をしっかりと学べることが出来ました。お香作りでとても大切な練りをはじめ、香料の考え方の解説に皆さまのメモの手が止まりませんでした。




午前午後と通しでご参加の皆さまとお弁当。
わっぱに自然農法で採れた野菜等、保存料などは使わず全て手作りの和風の食材を詰め込んだカフェ シードさんのお弁当。可愛い見た目からは驚くほどのおかず量で満腹です。
食後は、お香司さまのリクエストで生麝香のチンキの作り方を伝授いただきました。
皆さま、作り方が分かり良かったですね。高級香料の香りにも歓声が✨午後の研鑽会までゆったり休憩するところが、次々と質問が出てさながら授業に。皆さま熱意が溢れていました。



午後は一華の会の研鑽会。もう手に入らないかも分からないという、天然霊猫香を贅沢に使用したお線香作りです。
通常使えない香料をどう調合していくか、緊張しながらも皆さま真剣でした。師匠からのアドバイスを全員いただき、高級感溢れるお線香の完成です。




夜は香司講座受講中の方も再度合流し、懇親会。
お香談義含め、和やかなひとときとなりました。幹事を務めて下さったお香司さまにも感謝です。
その後、2日後から開催の雪まつりススキノ会場の準備中の氷像を見て、師匠もビックリ!





最終日は小樽散策へ。
朝はなんと-10℃。キリッと冷えましたが、お天気に恵まれて日中は気温が上がりました。連日の高速道路通行止めが解除となり、サクッと到着。
早く着いたので新南樽と南樽市場をハシゴ。八角や真鱈子、ごっこなど西日本では見られない魚も見ていただけました。
田中酒造、祝津パノラマ展望台とまわりました。残念ながら2日前に見られた群来(大量の鰊が産卵のために海岸にやってきて、オスの精子で海が乳白色に染まる現象)は見れませんでしたが、穏やかな冬の海を見ていただけました。
春を告げる「春告魚」とも呼ばれる鰊が産卵で浜に集まるのは、自然界は春が近づいているお知らせですね。







歴史的建造物で国の「登録有形文化財」に指定されている、にしん御殿「旧青山別邸」を見学。現在の価格で30億という豪華絢爛な別邸。雪国北海道で瓦屋根です。そしてなんと、白檀を彫刻したという欄間が!あじさいの頃にまた伺いたいと思いました。
ランチは小樽のお香司さまのお勧めで青塚食堂に。ベストタイミングで入ることが出来、贅沢に生ちらし、にしんの塩焼き、お刺身に舌鼓。満喫です✨






小樽のお香司さまが昨年オープンさせたお店にお邪魔いたしました。
ICH・さんです。Instagramにて営業日を確認されてから伺ってみて下さい。
とても心地良いお店でした。美味しい珈琲と手作りバスクチーズケーキに癒やされました。小麦粉が入っていないなんて驚き。そして、またもお香談義であっという間に1時間。こちらから新千歳空港へ。無事に師匠をお届け出来ました。


師匠には、はるばる雪深い北海道までお運びいただき、ありがとうございました。
交通が大変な中でしたが、集われたお香司さま、受講中の皆さまにも感謝いたします。
ご参加の皆さまのメモが止まらない一心不乱な手、緊張がほぐれてくるにつれて、楽しさのあまりにどんどんキラキラと輝いていく表情や目を拝見していると、今回師匠にお越し頂き本当に良かったと感じました。
いつも私が座っている椅子に師匠が座られているお姿に、北の大地で試行錯誤しながらコツコツ続けてきたことが実って、思わずウルっときてました。
師匠には今後毎年、季節を変えてお越しいただきたいと思っております。

