一華会研修旅行2026 最終日

運転手さんが時間外にもかかわらず、早朝のお迎えを引き受けてくださり、春日大社、唐招提寺、薬師寺へと伺いました。

まずは春日大社へ。
朝の清らかな空気の中で深呼吸。とても気持ちのよい一日の始まりです。
石燈籠が並ぶ参道や境内では、神の使いとされる鹿たちが、仲間同士でお話ししているよう。時間がゆったりと流れていました。
陽が昇り、日向ぼっこをする鹿の、笑っているような穏やかな表情にもほっこり。

続いて、世界遺産・唐招提寺へ。
香司としては外せない、調合の祖ともいえる鑑真和上ゆかりのお寺です。
荘厳な空気が漂う境内では、天平の面影を伝える建築の美しさにうっとり。

緑豊かな苔庭を眺め、木漏れ日が差し込む静かな道を抜けると、鑑真和上の御廟にたどり着きます。
前回の混雑とは打って変わって、今回は私たちだけで静かにお参りすることができました。
お線香をご持参された方は手向けることもでき、感謝をお伝えする、ありがたいひとときとなりました。

そして、世界遺産・薬師寺へ。
こちらも観光客が少なく、ゆったりと拝観することができました。

折しも、第3日曜日の11時から「弥勒縁日法要」が営まれるとのことで、白鳳伽藍の大講堂で参列させていただくことに。
独特の美しい節回しを持つ声明(しょうみょう)が堂内に響き渡り、仏教の教義を問答する「論義(ろんぎ)」も行われました。

南都仏教の奥深い伝統に触れ、さながら遠い時代へタイムスリップしたような感覚に。
思いがけず貴重な場に立ち会えた巡り合わせに、驚きと感謝でいっぱいでした。

その後は大阪へ向かい、お好み焼きで旅の締めくくり。
目の前で一枚ずつ丁寧に焼いてくださり、地元で人気のお店というのも納得の美味しさでした。
最後は時間が迫り、慌ただしく空港へ向かうことになりましたが、それもまた旅の思い出ということで。学ばせていただきました。

お天気にも、人とのご縁にも恵まれ、笑顔の絶えない3日間となりました。

諸々をご手配くださった太陽旅行さま、朝日国際交通の山本さま、そしてご参加の皆さま。
充実した楽しい時間を、本当にありがとうございました。