今年も飯寿司を漬けました!
今年も恒例の飯寿司を仕込む時期になりました
札幌は初雪がサラッと降りましたが、除雪をするくらいの雪が毎年遅くなっていて変な感じです。ただ、飯寿司の準備をする時期になると年末だなぁと実感し始めます。
「飯寿司」は、魚と野菜を米麹に漬けて、低温乳酸発酵させたすしで、主に北海道から東北地方の気温が低い、沿岸部の地域に伝わる郷土料理です。初雪が降るころに、漁師の家でつくられていたものが発祥だそう。緩めに炊いて人肌に冷ましたご飯に麹を混ぜ、魚、野菜類、薬味を樽に入れ、重石をのせて漬け込み、約40日発酵させる。昔は、どの家庭でも正月料理として自家製の「飯寿司」を漬けていましたが、現在は、手間と時間がかかるため購入する人が増え、家庭で漬け込むことはほとんどなくなってきています。
今回は大先生には邪道と教えられた手に酢で仕込んでみました。スッキリさせたくて。飯寿司を漬けるようになって7年目。まだまだ試行錯誤です。
昨年良かった山椒の実も混ぜたし、さて、今回はどうなるかなぁ。
【材料の備忘録】
熟成の中塩紅鮭 2本
大根 3本(いちょう切り。来年は一樽は千切りにしてみようかな。)
人参 3本(千切り)
きゅうり 8本(小口切り)
しょうが 3片
柚子 3個
山椒の実 80g(水煮)
ご飯 4合
麹 500g
日本酒 360cc
みりん 200cc
酢 100cc
塩 少々
漬け樽はいただいたエコパラダイスペール。発酵促進効果、すごいんです我が家の味噌、梅干しもこれで失敗知らずです。
北海道の伝統料理、作り続けていこうと思います(^^)/