「皇室の至宝」展へ

先日、近代美術館で開催中の「皇室の至宝」展へ行ってまいりました。
なんと丁子用の香炉が展示されていましたよ。


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【瓢形亍子風炉】
丁子とは、熱帯地域原産の植物で、クローブのこと。香りが強い雷を香辛料、匂い消しなどに用いる。本品は丁子を焚きこめて室内の防臭をはかるもの。瓢雀の意匠で全体が統一されながらも膨刻、家族、高給など用いられた技法は様々である。
井上馨旧蔵の品で、明治16年に宮内省買上げとなって貴明皇后の遺愛品となり、高松宮家へ受け継がれた。
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さらに、香箱の美しさにもしばし足が止まりました。うっとりです。



個人的には、菩提寺の函館高龍寺の蠣崎波響の釈迦涅槃図を次代へ残す修復を楽しみに待っていることもあり、波響さんの作品も興味深く拝見してきました。
 
それにしても、国宝の若冲さんの動植綵絵の色の鮮やかさに驚きました。だって、江戸時代に描かれたんですよー。
私は絵のことは良く分からないのですが、諸々素晴らしかったです✨眼福✨
ご都合の合う方はぜひ。
27日までです。

この日、雨上がりに行ったので、前庭の木々の香りが気持ち良かったです。
大木を見上げていると、自分の小ささを感じもっと頑張らねばと力をもらってきました(^^)