インドネシア・カリマンタン島 香司研修旅行③
〈4日目〉
いよいよ野生の沈香に会いにいく日となりました。
なんとこの日も快晴!雨季に入り、天気予報は毎日雷雨マークがついていたのに。みんな持ってますね(^^)
早朝に集合し、朝食は移動中のバスの中で。
スンガイ・ワイン・プロテクション・フォレスト
スンガイ・ワイン保護林(ワイン川の地域にあるからの名称でアルコールのワインとは関係がないそうです)はオランウータンやサル、トラ、ワニ、鳥などなど、様々な種の生息地です。レンジャーさんの説明を聞いて、3班に分かれていざ原生低地森林に入ります。
ニンニクの香りがする木(先住民族のダヤックは木の皮をスパイスに使うそう)や、アイアンの木(ウリン。橋や建物に使用するとても堅い木。鉄道の枕木にも。鉄の様に強く生涯腐らない木といわれているそう。曲がりや伸縮はほとんどなく、耐水性、耐久性は世界随一の木。勝手に伐採できなくなったそう。)
さらにドリアンの木などなど見ながら奥へ。
レンジャーさんが倒れた木の切り株を指さして「ガハル」と。沈香です!
木の内部を切り取って燃やしてくれました。甘い香り~。木が倒れたあと、蜂が巣を作ったそうで何となく蜂蜜も混ざっているのかなぁ??
でも沈香の余韻があります。
さらに進みます。ロープを掴みながら下ったり、ぬかるんだ道を越えたり。ワニがいるから水辺には近づかないで~という川のそばに…ありました!!ゆうに百年越えの野生のマラッカ沈香✨天然の生きた沈香樹を見られる日がくるなんて。感動でした!!
レンジャーさんが木の皮を剥いでくれましたが、そこには沈香の香りがうっすらと。2班が合流して、全員が沈香樹に大感動しているというのも香司ならではの場面でした。
ホテルに戻り、一旦休憩してから水上村の見学、夕食です。