出雲への旅 (2/2)

最終日。霧雨が降っている中、出発です。
古事記に記される日本で最初の御宮で、和歌発祥の「須賀神社」から。
「心がすがすがしくなり宮殿を建てた」と残る神社は凛とした空気でした✨

お守りを見ていたら「寒いでしょう。熱いお茶入れてあるから飲んでね」と。北海道からとお伝えすると、「6月に会社の旅行で行きますよ~」と。なんとまた!!北海道とご縁のある方4人目です。偶然なのかなぁ。出雲の方は北海道が近い感覚で話されるので嬉しい驚きです(^^)

雨でもあって、奥宮へは次回ということに。いつか磐座参拝したいと思っています✨


次は「熊野大社」へ。
満車に近い車で人気なんだなぁと思ったら、なんとこの日は御櫛祭(みぐしまつり)でした。
地域の女子生徒さんが祭典奉仕巫女を務めるのを拝見出来ました😍


境内には、鑽火殿。
須佐之男命がこの地で初めて『火』を生み出したことから、「日本火出初之社」とも呼ばれているとのこと。
萱葺きの屋根に四方の壁は檜の皮で覆われ、竹でできた縁がめぐらされています。
鑚火祭の舞台となる場所であり、発火の神器である燧臼、燧杵が奉安されています。毎年 10 月 15 日には出雲大社宮司が参向なさって、出雲大社で用いる神聖な火を拝戴する鑽火祭 (さんかさい) が奉仕されるそうです。

お香で火を使う身としてはお詣りするのは必須ですね😊


この旅最後は、「八重垣神社」へ。
素戔嗚尊が八岐大蛇退治なさる時に、八重垣を作って稲田姫をお隠しになった場所で縁結びの大親神。
手水舎の水が砂糖水のように甘くて驚きました!ビックリて飲んじゃいそうになりました(笑)

収蔵庫の壁画は神社界としては日本最古とされるそうですが、とても数百年経ってるとは思えないほどでした😍感動です。
そして、境内にとてもツヤツヤした葉の木を見つけてよく見ると榊の木でしたよ✨美しい✨


出雲の地、とても落ち着いた気持ちになるような、温かい気持ちになるような素敵な地でした。
偶然知れた水を守る高龗神社(たかおじんじゃ)、「日本の火の発祥の地」と伝わる熊野大社に参拝出来たのは嬉しかったです。
これからも御香に欠かせない水と火を大切に使わせていただきます。

出雲には日御碕神社、鰐淵寺、一畑薬師、神魂神社、足立美術館、隠岐の島…行ってみたいリストはまだまだありまして。
今回、日本海側には行けなかったので、次回はそちらがメインかな。
また伺えられるよう、日々大切に精進いたします(^^)