道新文化センターさまにて『源氏物語のお香作り』を開催いたします

2月に入ってから札幌は気温の変動が大きいですね。一番寒い月のはずが、10℃を超えるぽかぽか陽気だったり、寒気が戻ったり。
溶けた雪が凍ると歩くのも大変。体調管理も大変ですね(^_^; でも春はもうすぐなのでもう一踏ん張りですね✿

香房では、OEMインセンス(オーダーお香)が大詰めの作業に入っており、毎日の調合も無事に終わりそうです。
今日は一日香司養成講座で、お香の最高峰の練香について学びを深めていただきました(^^)
繊細な調合が求められる練香ですが、香りは一番良いので不安なく調合出来るよう覚えていただこうと思いますよ。

練香というのは、黒い丸薬状のお香でして平安時代の貴族の間では必需品でした。
あの源氏物語にもたくさんお香のシーンが出てきます。
3月21日には、道新文化センターさまにて光源氏が愛したお香【黒方】を平安時代のレシピで再現し、雅な香りをお作りいただきます。
そのお香を薫きながら大河ドラマを見るのも雅な時間となりそうですね。

源氏物語の第32帖『梅枝』の中で、主人公「光源氏」が愛娘である明石の姫君のために「黒方」を調合する有名な場面がありますので、
『梅枝』に出てくるお香の種類から見える考察もご紹介し、光源氏の心情に思いをはせながらこの香りを再現します。

馴染みがない種類のお香かと思いますが、簡単にお使いいただける方法もご案内いたしますので、ご興味のある方は是非お持ちいたします(^^)

3/21(木)  平安王朝の香り「源氏物語」の練香づくり
会場:道新ビル大通館5階 
時間:13時00分 ~ 15時30分
受講料金:3,520円、材料費:4,500円

お申し込みは道新文化センターさまにお願いいたします。
札幌道新文化センター大通教室 011-241-0123