東京にてお香の学びと祝賀会に参加してまいりました

先週末は東京へ行って参りました。気温20℃超えと、春を過ぎたような陽気。陽射しがとても強かったですよ。
定宿が取れなかったので、今回は隅田川向かいの両国へ。
両国駅の千代の富士のパネルの前で若いカップルが「この人知ってる〜」と。何だか嬉しくなりました(^^)
駅横で老舗のお蕎麦でランチし夕方、青山へ。
師匠からのご案内で、「仏談話」を拝聴に。
司会が曹洞宗のお坊さん、法話が臨済宗、真言宗、浄土宗の住職達というイベントでした。目の前で見る真言宗の僧侶の方の衣がとてもインパクトありました。
さすが皆さまお話上手。人の苦しみの原因となる四諦や、八正道のお話を分かりやすくご紹介下さいました。

次の日は、少し早めにホテルを出て、蔵前神社へ。
毎年3月のミモザ詣。
銀世界に目が慣れていたのか、黄色とピンクのカラフルなシャワーが眩しかったぁ🌸何だかね、ピンク色に照れました(笑)

この日は一日勉強でした。午前中は香司養成講座の聴講。2種類の練香作り。それぞれメインにする原料の特徴を活かす調合の勉強です。皆さま熱心に取り組んでおられました。
午後からの教授会では、太尼沈香を活かしたお線香作り。教授の皆さまがどう調合なさるか、その香りを聞かせていただけるのも有り難い時間です。今回も深く楽しい学びでした✨

最終日は「蘭奢の会15周年記念祝賀会」でした。
薫物屋香楽の卒業生有志で結成されたのが「蘭奢の会」。今年15周年ということで素敵なイベントが開催されました。有志の方の作品の香り比べコンテストや、年表が貼られ15年分の研修会のお題を振り返られたり、受けたい内容に投票したり、発足当時のエピソードなどのご紹介や、スライド写真で15年分の研修会の様子を拝見などなど盛りだくさんでした。これほどのボリュームのイベントを、幹事やサポートスタッフさんがボランティアで調整下さったという。本当に有難く、頭が下がる思いでした。

師匠も話されていましたが、香司がこんなに一同に会することが出来るのは日本でここだけ。80名近くの方がいらしていましたが、全員がお香司さま。しみじみすごいなぁと感じました。しかも、卒業後にこのように学びを深めていける会に香司が200名以上が所属しているのは、世界的にもここだけ。いつかギネス認定して欲しいです!と話題になりました(^^)

和やかで皆さまの色々への感謝の想いが溢れた会でした。
充実した時間を過ごせたことに感謝し、無事に札幌に戻りました(^^)